介護生活は突然に①

ご覧いただきありがとうございます。

ブログを書くきっかけとなった母のことを紹介します。

介護が必要になった経過をお伝えしていきますね。

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転倒し左大腿骨を骨折、入院

2015年10月某日のことでした。

まだ病棟看護師をしていた私はその日は夜勤。

夜勤にそなえ仮眠をとっていました。するとドスンという物音がきこえてきました。

1階に降りると、母がリビングで倒れていました。

本人いわく「窓を開けようと踏み台にのったら(レバーがちょっと高いところにある)めまいがして、ふらついて転倒した」

倒れていたため起こそうとしましたが、一瞬意識消失が消失。そのため救急搬送を要請しました。

おそらくこの意識消失は、脳梗塞の前兆だったのだと思います。

高齢者の場合、急な意識消失は脳血管疾患の可能性があります。

意識が戻っても安心しないで検査してもらってください。

救急車到着の頃には意識も戻り、通常のように話していましたが、

転倒後起き上がれず、立ち上がりができない状態。大腿部を骨折している可能性が。

病院でのレントゲンの結果は「左大腿骨頸部骨折」でした。入院・手術予定となります。

高齢者の転倒

翌日脳梗塞の診断をうける

翌日病院に面会に行ったのですが、初見で顔の異常に気づきました。

左側の頬が下垂(たれさがる状態)しており、左手のしびれも出現。

脳の病気の症状です。

MRI検査の結果やはり「脳梗塞」と診断されました。

そのため脳梗塞の治療が優先となり、手術は延期。さらに重度の腎機能低下を指摘されます。

ずっと内科には通っていたのですがね・・・急変もあり得ると医師からの説明がありました。

痛みが強いため、鎮痛剤の注射を使用しながらリハビリも開始。

腎臓が悪く、手術や術後の経過にも不安があるため

医師からは次のリスクを説明されます。

・手術をすれば歩行できるようになるが、腎機能が悪いため、術後の経過に不安がある

・手術をしなければ歩行できなくなる

私たちは手術を受ける方を選択しました。

②へ続く

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この記事を書いた人

看護師歴20年以上。整形外科、小児科、耳鼻科、有料老人ホーム、回復期リハビリ病棟など経験。現在訪問看護しています。脳梗塞後、慢性腎障害の要介護5の母を介護中。音楽、旅行が趣味。実体験より介護の工夫など発信していきます。ライター。

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